上野製作所

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UENOプロダクトレポート

Vol.31 学校給食用配膳台仕様について

定番商品のブラッシュアップ

定番のメラミン樹脂製台板モデルの
学校給食用配膳台

 学校給食用配膳台の製造販売を長く続けられてこられた王子厨房様から同事業を引き継がせていただき5年が過ぎようとしています。数少ない専門メーカーとして全国へ学校給食用配膳台を届け続けるという事業を継承することで、当社にとっても身が引き締まるような責任感を感じるとともに、専門性の高い製品のクオリティを維持向上させるためにとても有意義な経験をさせていただいています。ご存じの通り、学校給食用配膳台とは小中学生の給食に特化した製品です。大人が使用するのであれば自然と回避できるような事故も学校の現場では起こりえます。より高い安全性とお子様の弱い力でも取り回しがスムースな操作性の両方ともが高いレベルで求められます。そのためには、すでに完成されていると思われる定番製品でも改善点が見つかれば適切なブラッシュアップを行います。

ステンレス台板に比べて温かみのある
メラミン樹脂製の台板

 上野製作所の配膳台シリーズには大きく2種類あり、一つは台板がステンレス製のもので、もう一つは台板が木製で上部がメラミン樹脂製のものです。ステンレス製のものはさびに強いことはもちろんですが、金属素材であることで耐久性に優れています。一方、メラミン樹脂製のものはステンレス製に比べてまずはコスト的な優位性があります。その上、塗装仕上げと比較すると剝がれにくいことや、水や熱に強いこと、汚れもすぐに拭き取れるといったメリットがあります。天然素材で同様の機能性を求めると該当する素材は大理石くらいになりますが重すぎてとても学校給食用には使用できません。これらの機能的なメリット以外では、例えば中華料理店のテーブルで使用されているように、温かみや食欲を喚起させるような効果もあるのではないかと思っています。この辺りが耐久性、衛生面で優れているステンレス製がある中で、メラミン樹脂製の台板に根強いオーダーが続く所以かもしれません。

変更後の素材と既存台板との比較
(ツヤが消えて傷が目立ちにくくなります)

 この度、そのメラミン樹脂製の台板の仕様が変更となります。配膳台の商品化以来、定番製品ではおそらく初めての仕様変更となるかと思いますが主な変更点は以下の2点です。まずは、表面の仕上げが鏡面(ツヤあり)からマット(ツヤなし)へ変更となります。次に色味ですが、深めの赤色から少しライトな赤色へ変わります。これらの変更点の一番のメリットとして、傷が目立ちにくくなることが挙げられます。メラミン樹脂素材はかなりの強度を持っているため、割れたり、欠けたりすることは珍しいですが、給食備品の上げ下げや移動等のちょっとしたことで細かな傷が入ってしまいます。鏡面仕上げの場合、この細かな傷が目立ちやすく、ツヤがあるだけに劣化具合が気になってしまいます。マット仕上げの場合、この目立ち度合いが抑えられます。上野製作所の学校給食用配膳台は、台板の違いの他、サイズや機能が異なる多様なラインナップが揃っていますのでぜひ気軽にお問い合わせください。

 学校給食用配膳台の製造販売を長く続けられてこられた王子厨房様から同事業を引き継がせていただき5年が過ぎようとしています。数少ない専門メーカーとして全国へ学校給食用配膳台を届け続けるという事業を継承することで、当社にとっても身が引き締まるような責任感を感じるとともに、専門性の高い製品のクオリティを維持向上させるためにとても有意義な経験をさせていただいています。ご存じの通り、学校給食用配膳台とは小中学生の給食に特化した製品です。大人が使用するのであれば自然と回避できるような事故も学校の現場では起こりえます。より高い安全性とお子様の弱い力でも取り回しがスムースな操作性の両方ともが高いレベルで求められます。そのためには、すでに完成されていると思われる定番製品でも改善点が見つかれば適切なブラッシュアップを行います。

定番のメラミン樹脂製台板モデルの
学校給食用配膳台

 上野製作所の配膳台シリーズには大きく2種類あり、一つは台板がステンレス製のもので、もう一つは台板が木製で上部がメラミン樹脂製のものです。ステンレス製のものはさびに強いことはもちろんですが、金属素材であることで耐久性に優れています。一方、メラミン樹脂製のものはステンレス製に比べてまずはコスト的な優位性があります。その上、塗装仕上げと比較すると剝がれにくいことや、水や熱に強いこと、汚れもすぐに拭き取れるといったメリットがあります。天然素材で同様の機能性を求めると該当する素材は大理石くらいになりますが重すぎてとても学校給食用には使用できません。これらの機能的なメリット以外では、例えば中華料理店のテーブルで使用されているように、温かみや食欲を喚起させるような効果もあるのではないかと思っています。この辺りが耐久性、衛生面で優れているステンレス製がある中で、メラミン樹脂製の台板に根強いオーダーが続く所以かもしれません。

ステンレス台板に比べて温かみのある
メラミン樹脂製の台板

 この度、そのメラミン樹脂製の台板の仕様が変更となります。配膳台の商品化以来、定番製品ではおそらく初めての仕様変更となるかと思いますが主な変更点は以下の2点です。まずは、表面の仕上げが鏡面(ツヤあり)からマット(ツヤなし)へ変更となります。次に色味ですが、深めの赤色から少しライトな赤色へ変わります。これらの変更点の一番のメリットとして、傷が目立ちにくくなることが挙げられます。メラミン樹脂素材はかなりの強度を持っているため、割れたり、欠けたりすることは珍しいですが、給食備品の上げ下げや移動等のちょっとしたことで細かな傷が入ってしまいます。鏡面仕上げの場合、この細かな傷が目立ちやすく、ツヤがあるだけに劣化具合が気になってしまいます。マット仕上げの場合、この目立ち度合いが抑えられます。上野製作所の学校給食用配膳台は、台板の違いの他、サイズや機能が異なる多様なラインナップが揃っていますのでぜひ気軽にお問い合わせください。

変更後の素材と既存台板との比較
(ツヤが消えて傷が目立ちにくくなります)

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